札幌市中央区南11条西1丁目3-17 ファミール中島公園B1F/011-551-0909

  • twitter
  • facebook

劇後鼎談(アフタートーク)

札幌座

札幌座第57回公演

このお芝居について

斎藤歩が4年ぶりに舞台演劇の新作を書き下ろしました。

舞台はとある演劇公演が終了したばかりの劇場の舞台。
やや前衛的にも見える舞台装置が飾られている。舞台上には血糊が飛び散り、半開きになった襖、柱に突き刺さったままの日本刀、猟銃が転がり、紙吹雪も散乱し、かなり激しいラストシーンであったことが想像できる。
時間になると舞台上にギタリストが現れ、ギターの生演奏が始まると、裏方スタッフとみられる黒い服装に、インカムのヘッドセットをつけたの女性がパイプ椅子を並べ、舞台上の血糊を拭き取り、感染症対策のためのアクリルパテーションを設置し、準備が整うと、一人の女性が舞台上に現れる。
この女性が、この日の終演後のアフタートークの進行役、演劇プロデューサー・小本沙織である。進行役に促されて、この作品の演出家、翻訳家、そして主演俳優が登場し、小本沙織を進行役とした3者による鼎談・アフタートークと呼ばれるトークショーが始まる。

シアターZOOの感染症対策特設ページ
↑ ↑
ここをクリックして、お読みください。

演出家からのメッセージ

こんな時期ですが、やはり劇場にお客さんをお招きして新作を見て頂こうと準備を開始しておりましたが、緊急事態宣言を受け、6月に予定していた公演を8月に延期しました。延期はしても稽古は続け、6月17日の初日予定だった日にはシアターZOOでゲネプロも行い、コロナのお陰で準備万端です。

シアターZOOに設えられた舞台には、やや前衛的にも見える舞台装置が飾られていることでしょう。舞台上には血糊が飛び散り、半開きになった襖や、柱に突き刺さったままの日本刀、猟銃が転がっているかもしれません。紙吹雪も散乱し、そこは、とある劇場演劇が終わったばかりの舞台です。開演の時間になると舞台上に一人のギタリストが現れ、ギターの生演奏が始まると思います。すると裏方スタッフとみられる黒い服装に、トランシーバーを装着した女性が舞台上に椅子を並べ、散らかった舞台上を整え、感染症対策のためのアクリルパテーションを設置するでしょう。そしてもう一人の女性が舞台上に現れるはずです。
この女性が例えば「ご来場の皆さま大変お待たせいたしました。只今より本日皆様にご覧いただいたばかりの劇団シュリンプスラングの新作公演『未開封のアロワナ』のポストパフォーマンストーク、アフタートークを始めたいと思います。」といった風なご挨拶をするでしょう。きっと彼女がこのトークショーの進行役だと思います。そして演出家や、出演俳優が舞台に現れて、いわゆるアフタートークが始まる予定となっております。
 まだ、劇をご覧になっていないお客様を相手に繰り広げられる劇後鼎談(アフタートーク)は、予告されていた45分という時間を過ぎても終わらず、どこまでも迷走を続けることになると思います。とはいえ、これは「劇後鼎談(アフタートーク)」というタイトルの演劇です。80分ほどで何らかの終幕を見せてくれると期待しています。
 感染リスクを極限まで低減させて、充分過ぎるほどの換気を施して、皆さまを劇場でお待ちしております。
斎藤 歩

作者 斎藤歩
演出 斎藤歩
キャスト 斎藤歩
西田薫(札幌座)
泉陽二(フリー)
磯貝圭子(札幌座)
熊木志保(札幌座)
常本亜実(札幌座)
山木将平(ギター生演奏)
菊池颯平(イレブンナイン)
スタッフ 演出助手/梅原たくと(イレブンナイン) 
舞台美術デザイン/高田久男(セットアップ)
舞台監督/高橋詳幸(アクトコール) 
舞台製作/アクトコール(株)
照明プラン/熊倉英記(フリー) 
音響/奥山奈々(pylon inc) 
衣装/岡本嚇子(アトリエ・スピカ) 
宣伝美術/若林瑞沙(studio COPAIN) 
制作/富岡尊廣(NPO法人札幌座くらぶ) 
プロデューサー/木村典子(札幌座)
公演日程表 2021年
8/19(木) 14:00
8/20(金) 14:00・19:00
8/21(土) 14:00・18:00
8/22(日) 14:00
8/23(月) 19:00
8/24(火) 14:00・19:00
8/25(水) 14:00・19:00
※開場は開演の30分前
チケット料金 チケット
 日時指定・全席自由・税込み 
一般:3,500円
学生:1,800円
高校生以下:1,200円
(前売・当日共通)
※未就学児入場不可
チケットの取り扱い 【エヌチケ】
https://www.ticket.ne.jp/nt/
【チケットぴあ】
Pコード:507-113
【ローソンチケット】
Lコード:11534
【北海道演劇財団】
☎ 011-520-0710(平日10:00-18:00)
お問い合わせ 北海道演劇財団
☎ 011-520-0710(平日10:00-18:00)
✉ office@h-paf.ne.jp
主催 公益財団法人北海道演劇財団、NPO法人札幌座くらぶ
協賛 特別協賛
北洋銀行、ホクレン農業協同組合連合会、岩本・佐藤法律事務所、北海道新聞、HTB北海道テレビ、あいプラン
協力 制作協力:ダブルス
助成 文化庁文化芸術振興費補助金(舞台芸術創造活動活性化事業)❘独立行政法人日本芸術文化振興会
企画制作 北海道演劇財団