シアターZOO

札幌市中央区南11条西1丁目3-17 ファミール中島公園B1F/011-551-0909

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きのう下田のハーバーライトで

道産子男闘呼倶楽部

10月03日~10月05日

仕事で下田のモーテルに宿泊している二人の男。
二人は人生を折り返し、50才を前にしている。かつて実演販売での妙技でテレビによく出演していた男と、その付き人兼マネージャーの男であった。
付き合いは大学時代から及ぶ。
今ではテレビに出ていたその男を覚えている人はいない。今は全国のスーパーやデパートを周り、何とか生活している。
付き人は何故自分の人生がこうなってしまったのかを夜な夜な考える。宿泊はいつも相部屋。酒を飲んでいる相手の顔を見ながら、いびきをかいてる彼の顔を見ながら、大学で彼と出会った時からを振り返り、人生の分岐点、修正すべき点を考えてしまう。
もう30年の付き合いだ。家族より長い。人生の大半は彼との記憶に埋め尽くされている。今から縁を切れるのか。裏切ることになるのか。相手はショックを受けるだろう。だけどこのままだと自分の人生は失敗だとはっきりと言える。
そしてきっと、もう遅い。
だから今日も過去に思いを馳せ、自分の人生、二人の人生を振り返ってしまう。
何でもない小さな夜も、越えるためには少し力が必要なのだ。
引き返せない、やり直せない人生をどう抗うのか、どう受け入れていくのか。
朝を笑顔で迎えるために毎夜繰り返される二人の小さな物語。

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「イワンのばか」

10月15日~10月19日

いったいだれが、ばかなんだい?

 

「あなたはばかよ」って言われて、悪い気がしないときがあります。「ばか」ということばは本来は侮辱的なことばで、気持ちのよくない使われ方をするのを見かける一方で、「あなたはばかよ」と言われて、「人間はみんなばかさ」と照れるなんてこともしばしばです。この物語を読んで、ばかであるとはどういうことか、考えています。

イワンのばかは、今から140年前に、ロシアの文豪トルストイが書いたおはなしです。みんなに「ばか」と言われている働きもののイワンと、悪魔のやりとりが、おもしろおかしく描かれています。悪魔は、ばかにはできない「頭をつかって働く方法」を教えようと試みます。令和の時代にこの物語と再会してみると、悪魔ってやつも「ばか」だよなと、そんな風にも読めるのです。

札幌座の新作を、創作の拠点であるシアターZOOで、精一杯、上演します。

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ゴマに大社

ゴマに

10月25日~10月26日

活動5周年を迎える「ゴマに」が札幌で2年ぶりの本公演を開催!
「もうこれで終わってもいい」
劇場でしかできない笑いを捨て身で追求していきます

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七人の部長 雨のワンマンカー

弦巻楽団

11月01日~11月02日

2025年度2学期の弦巻楽団演技講座は、異なる魅力を持つ二作品を上演!


高校生から社会人まで、年齢や職業、演劇経験も多様な参加者が集い、それぞれの舞台に挑みます。


今回は初の試みとして、参加者全員が戯曲を持ち寄り、話し合いながら上演作品を決定しました。
一人ひとりが作品と向き合い、力を重ねて築き上げた舞台です。多彩な表現が織りなす演劇の世界を、どうぞお楽しみください。

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そして、またリンドウの花が咲く

シベリア基地

11月22日~11月23日

私達を残して彼女はいなくなった。それからずっと、私は後ろめたさと生きている。

 

銀河鉄道の夜をもとに、喪失と向き合う母娘をえがく

旭川発の注目作、更なる改訂を経て札幌にて上演決定

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公演情報

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