七人の部長　雨のワンマンカー

このお芝居について

2025年度2学期の弦巻楽団演技講座は、異なる魅力を持つ二作品を上演！

高校生から社会人まで、年齢や職業、演劇経験も多様な参加者が集い、それぞれの舞台に挑みます。

今回は初の試みとして、参加者全員が戯曲を持ち寄り、話し合いながら上演作品を決定しました。
一人ひとりが作品と向き合い、力を重ねて築き上げた舞台です。多彩な表現が織りなす演劇の世界を、どうぞお楽しみください。

演出家からのメッセージ

『七人の部長』
部活動の予算会議に集まった七人の部長たち。
予算に疑問を呈した演劇部部長が投げかけたひと言をきっかけに、議論は思わぬ方向へ転がっていく。
やがて明らかになるのは、部長たちの胸に秘められた葛藤と本音。
果たして会議の行方は──？！

『雨のワンマンカー』
雨の降る夜、団地行きのバスに揺られる10人の乗客。
ふと気づくと、いつもと違う風景が窓の外に広がっていた。乗客達は運転手に声をかけるが返ってきたのはたった一言。
「走行中。」
不安と苛立ちが膨らむ車内。口論はやがて暴力へと変わり、空気は混沌を極めていく。
スピードを増して走り続けるバス、その行き着く先とは…。