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郷愁の丘ロマントピア

札幌座

シアターZOO企画公演

このお芝居について

樺太での「混住」の時代を描いた
「フレップの花、咲く頃に」で実現した
山田百次×斎藤歩による作劇で、
北海道の夕張を描く「郷愁の丘ロマントピア」を発表します。
山田百次の演出で2018年1月に東京で初演された本作を、
斎藤歩の演出で再構築し、山田百次、斎藤歩も出演し、
泉陽二、そしてイレブンナインの納谷真大も迎え、
日本の高度経済成長を支え続け、放り出された男たち、
4人の炭鉱夫たちのその後の物語を北海道で創作・上演します。

夕張には二つの炭鉱街があった。
一つは北炭夕張炭鉱を中心とした現在の夕張市の中心部を形作る街。映画「幸せの黄色いハンカチ」の舞台にもなり、「石炭の歴史村博物館」があり、今の北海道知事が市長として格闘していた市役所もそこあり、多くの人が夕張市をイメージするのがこちらの街ではないだろうか。

そして夕張にはもう一つの街があった。現在の市内中心部から東へ20キロほど離れた夕張川の上流にあった三菱大夕張炭鉱を中心に形作られた街。現在はダムの底、シューパロ湖の湖底に沈んでいるその街にも、2万人ほどの人が住んでいた。映画館、ダンスホール、沢山の飲食店があり、活気にあふれていた。
炭鉱夫たちの仕事は3交代制で、一番方が朝7時から午後3時まで。二番方は3時から夜の11時まで。三番方は夜11時から朝の7時まで。ヤマは24時間稼働を続け、男たちは時々噴出するメタンガスに怯えながら石炭を掘り続け、家族を養い、沢山の酒を飲み、日本の高度経済成長を支え続け、大夕張を終の棲家と決め、家を建てた。しかエネルギー政策の転換や、炭鉱事故、安い海外炭の普及により、夕張の炭鉱も次々と閉山に追いやられ、2014年、大夕張の街はダムの底に沈んだ。

その日、地底で働き続けた男たちが久しぶりに、ダム湖を見下ろす展望台に集まった。


演出家からのメッセージ

[山田百次コメント]
その土地の作品は、その土地の俳優で上演しその土地の観客が観る。
このことの重要性をすごく感じています。
夕張に目を向けることは今の日本に目を向けることだと思います。
命がけで日本を支えてきた人たちに寄り添い未来に目を向ける。
そんな時間になればと思います。

[斎藤歩コメント]
街が興り、街が栄え、やがて街が廃れ、人が取り残された。
急激な時代の変化に、人の営みが追い付けないさまを、北海道ではよく見かけます。
昨今急に「持続可能な○○」という言葉を聞きますが、
北海道で暮らす私たちの考えや感覚で、それらを自立して考えなければ、
同じ結果の繰り返しになりそうな気もします。
道民である私たちの足もとや、その奥底を、
舞台演劇で掘って観る、夏~秋になりそうです。

作者 山田百次
演出 斎藤歩
キャスト 斎藤歩(札幌座)
山田百次(ホエイ/劇団野の上)
納谷真大(イレブンナイン)
泉陽二(札幌座)
熊木志保(札幌座)
常本亜実(札幌座)
梅原たくと(イレブンナイン)
菊地颯平(イレブンナイン)
スタッフ 演出助手:磯貝圭子(札幌座)
照明:手嶋浩二郎(夕凪)
音響:清水友陽(劇団清水企画)
衣裳:西田薫(札幌座)
音楽制作:北海道教育大学岩見沢校音楽文化専攻
宣伝美術:若林瑞沙(Studio COPAIN)
プロデューサー:木村典子(札幌座)
公演日程表 2022年
10月26日(水)~30日(日)

10月(開演時刻)
26日(水) 19:00~
27日(木) 14:00~/19:00~
28日(金) 19:00~
29日(土) 14:00~/18:00~
30日(日) 14:00~
※開場は開演の30分前
チケット料金 一般:3,500円
学生:1,800円(学生証提示)
高校生以下:1,000円(学生証提示)
※前売当日共通・日時指定・全席自由・未就学児入場不可
チケットの取り扱い 【エヌチケ】
 https://ticket.aserv.jp/nt/
【ローソンチケット】
 Lコード:11465
【チケットぴあ】
 Pコード:514-216
【道新プレイガイド】
 TeL 0570-00-3871(10:00-17:00 日曜休)
 https://doshin-playguide.jp
【市民交流プラザチケットセンター】
 市民交流プラザ2F 10:00-19:00
【北海道演劇財団】
 TEL 011-520-0710 (10:00-18:00 平日)
お問い合わせ 北海道演劇財団
TEL 011-520-0710 (10:00-18:00 平日)
Mail office@h-paf.ne.jp
主催 北海道演劇財団・NPO法人札幌座くらぶ
協賛
協力 制作協力
ダブルス・天神山アートスタジオ
後援 札幌市・札幌市教育委員会
助成 文化庁 文化芸術振興費補助金
(劇場・音楽堂等機能強化推進事業)
独立行政法人日本芸術文化振興会
企画制作 北海道演劇財団