カフカ経由 シスカ行き Bound for Sisca via Kafka

カフカ経由 シスカ行き Bound for Sisca via Kafka

札幌座 Pit

TGR札幌劇場祭2023

カフカ経由 シスカ行き Bound for Sisca via Kafka

画像をクリックするとチラシを閲覧できます

上演日程 2023年12月01日~2023年12月06日
作 者 斎藤歩
演 出 斎藤歩
会 場 シアターZOO
住 所 札幌市中央区南11条西1丁目3-17 ファミール中島公園B1F
主 催 公益財団法人北海道演劇財団、NPO法人札幌座くらぶ
協 賛 特別協賛
北洋銀行/ホクレン農業協同組合連合会/岩本・佐藤法律事務所/北海道新聞社・HTB北海道テレビ放送/あいプラン
後 援 札幌市、札幌市教育委員会
助 成 文化庁 文化芸術振興費補助金
舞台芸術等総合支援事業(創造団体支援)|
独立行政法人日本芸術文化振興会

札幌文化芸術交流センターSCARTS
文化芸術振興助成金交付事業
(公益財団法人札幌市芸術文化財団)
協 力 さっぽろアートステージ2023実行委員会
札幌劇場連絡会
さっぽろ天神山アートスタジオ
企画制作 北海道演劇財団

この公演について

12/4、全ての公演の前売券が売切れとなりました。
沢山のご予約、誠にありがとうございました。
当日券が発券できる回と、できない回があります。
詳しくは、北海道演劇財団まで
お問い合わせください。

プラハ在住の人形劇師・沢則行と、
札幌在住の俳優・演出家・劇作家・斎藤歩。
北海道出身の舞台芸術家2人による、
人形劇と演劇の狭間を衝く舞台芸術作品を創造し、
今後、国内外で上演可能な
濃密かつコンパクトなレパートリー作品を創作します。

世界各地で「フィギュア アートシアター」として評価の高い沢が
斎藤歩の劇作に加わり、人形を遣う操演に
田川陽香(人形劇団ひとみ座・神奈川県川崎市)と、

縣梨恵(トランク機械シアター・札幌市)の力も借りて

俳優と人形劇師による新しい舞台作品を北海道から発信します。

(この作品は、TGR札幌劇場祭2023に参加しています。)

この公演は
20230327041712-t7-2imgs札幌文化芸術交流センターSCARTS 文化芸術振興助成金交付事業
(公益財団法人札幌市芸術文化財団)の助成を受けています。

演出家からのメッセージ

 この作品のタイトルにある「カフカ」とは、あの有名なフランツ・カフカのことではなく、礼文島にある「香深(かふか)」という港町のこと。「シスカ」とは、現在のサハリン、旧樺太にあった「敷香(しすか)」のことで、現在はポロナイスクという名の港町のことです。
 礼文島の香深には、先史時代から様々な人たちが暮らし、数々の伝説が残っています。島にあるメノウ浜と名づけられた海岸では、仄かに輝く「瑪瑙(めのう)」の原石を拾うことができました。アイヌの少女が流した涙がメノウの小石となって打ち寄せられているという伝説もあるようです。礼文島で出土した北海道の有形文化財「歯牙女性像」が香深にある礼文町の郷土資料館に飾られています。
 一方、旧樺太の敷香には、トナカイとともに暮らしていた北方先住民「ウィルタ」と呼ばれる人たちがいて、ユジノサハリンスク(旧豊原)で公演した時、私がたまたま買った小さな木の人形が、そのウィルタの人たちが彫った「セワポロロ」であったということに驚きました。
 旧樺太で北方先住民が彫った木の人形・セワポロロと、礼文島で出土したの海獣の骨でできた人形・歯牙女性像が、北海道の北の果て、日本海に面した抜海(ばっかい)の海岸線で出会うという、人形劇と演劇を併せ持った物語を、沢さんと私の二人芝居に出来ないか…。そう思って久しぶりに沢則行さんに電話をしました。
 空を火薬が飛び交い、不寛容がはびこる世界は、きな臭さを増しています。そんな世界の果てにある海岸線、海の向こうに利尻・礼文の島影を望むまっすぐな一本道、一本の立ち木と岩が転がる舞台に、山高帽を被った二人の男、俳優と人形劇師が現れます。世界が右へ右へと傾き続ける今、私たちは軽やかに左へとステップを踏んでみたいと思っているのです。
斎藤歩

キャスト

出演
 沢則行
 斎藤歩(札幌座)
操演
 田川陽香(人形劇団ひとみ座)
 縣梨恵(トランク機械シアター)

スタッフ

人形デザイン
 沢則行
舞台スタッフ・人形製作アシスタント
 中川有子(フリー)、黒川絵里奈(フリー)
人形製作お手伝い
 安尻美代子,アキヨ(jellyfish),杉浦朋子(人形劇団TEASOBI)
舞台スタッフ
 泉陽二(札幌座)、木村美結(札幌座研修生)
照明
 大野道乃(フリー)
音響
 熊木志保(札幌座)
衣装
 磯貝圭子(札幌座)
演出助手
 常本亜実(札幌座)
宣伝美術
 若林瑞沙(Studio COPAIN)
制作
 富岡尊廣(NPO法人札幌座くらぶ)
制作協力
 ダブルス
プロデューサー
 木村典子(札幌座)

チケット料金 一般 3,500円
学生 2,000円
高校生以下 1,000円
 ※前売当日共通料金・全席自由席・税込
 ※未就学児は入場できません。
 ※学生・高校生以下の方は当日、受付に
  証明できるものをご提示ください。
 ※キャッシュレス決済は「PayPay」がご利用いただけます。

【エヌチケ10周年記念特別企画】
 NTステッカー付チケットをご購入で劇団を応援!
一般 3,850円
学生 2,300円
高校生以下 1,200円
※エヌチケのキャラクター「エヌティ」のステッカー付チケットをご購入いただくと、劇団側が負担する販売手数料が無料になります!
<エヌチケ10周年特別企画のお問い合わせは>
 https://www.ws-nt.jp/info
公演日程 2023年
12月1日(金)19:00
12月2日(土)14:00(完売)/18:00(完売)★
12月3日(日)14:00(完売)
12月4日(月)19:00(完売)
12月5日(火)14:00(完売)★/19:00(完売)
12月6日(水)14:00(完売)
★公演終了後、アフタートーク
※開場は開演の30分前
チケットの取り扱い エヌチケ
 https://ticket.aserv.jp/nt/
道新プレイガイド
 ☎ 0570-00-3871(10:00-17:00 日曜休)
 https://doshin-playguide.jp
市民交流プラザチケットセンター
 (10:00-19:00 プラザ休館日を除く)
セイコーマート マルチコピー機
 セコマコード:D23120103
 ※販売期間は公演7日前まで
ローソンチケット
 Lコード:11961
チケットぴあ
 Pコード:522-047
お問い合わせ 北海道演劇財団
 ☎ 011-520-0710 (平日10:00-18:00)
 ✉ office@h-paf.ne.jp

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