「フレップの花、咲く頃に」名寄公演

「フレップの花、咲く頃に」名寄公演

札幌座

名寄市民文化センター大ホールEN-RAY 開館5周年記念事業

「フレップの花、咲く頃に」名寄公演

画像をクリックするとチラシを閲覧できます

上演日程 2020年08月27日
作 者 山田百次
演 出 斎藤歩
会 場 名寄市民文化センターEN-RAYホール
住 所 名寄市西13条南4丁目2
主 催 名寄市教育委員会・名寄市公民館・なよろ舞台芸術劇場実行委員会・
後 援 名寄・ドーリンスク友好委員会30周年記念事業
企画制作 名寄市教育委員会

この公演について

そこに国境はなかった
ただ人と人が
生きるために向き合い
共存していた

「北海道」と命名されてから150年の節目を迎えた2018年、
「北海道・サハリン州友好・経済協力提携20周年」の年でもあった2018年6月に初演し、わが国でもっともロシアと近い北海道で、両国の過去と未来を見据えた作品として高い評価を受けた札幌座「フレップの花、咲く頃に」を、
2020年夏、札幌、江別、名寄、そして稚内で再演します。

サハリンで幼年期を過ごした札幌に在住する引揚者の手記をもとに、
ここ数年北海道の史実をもとに新作を書き下ろし続け、
札幌でも高い評価(「珈琲法要」札幌劇場祭2016大賞受賞)を受た山田百次の脚本、1990年代からロシアとの交流にかかわってきた斎藤歩の演出により
舞台化に成功した作品を、道内各地で上演します。

札幌座の感染症対策をお読みの上、ご来場ください。

http://www.sapporoza.com/200622countermeasures_against_covid19/

演出家からのメッセージ

最初、吉岡潤三さんの手記を読んだ時、人々が備え持つ懐の大きさに驚きました。憎しみあい殺し合う戦争をしていた者同士が、共生するために混住し、互いの心を通わせる過程に驚きと希望を感じて、山田百次君に戯曲執筆を依頼。アリョーナさんとも出会えたことで2018年に初演することができました。そしてその上演後には、反響の大きさに再び驚かされたのです。身近にこんなにもサハリン出身の人がいたことを知りませんでした。戦後サハリンから北海道に帰国した人たちは、かなり長い間我慢を続けてこられたのだという事を知りました。我慢を強いられ続けてこられたのだと。
北海道では今年の2月以降、多くの演劇人と演劇ファンがじっと我慢を続けてきました。これまで味わったことのない我慢の日々です。晴れて安心して劇場のドアをくぐるとまでは、状況は改善していませんが、それでも何とか劇場のドアをこじ開けるために、数々の感染症対策を施して、皆さまを劇場でお待ちしています。

キャスト

山田百次(ホエイ・劇団野の上)
西田薫(札幌座)
熊木志保(札幌座)
竹原圭一(RED KING CRAB)
高橋海妃(フリー)
アリョーナ(MASK ジャイブプロモーション)

スタッフ

舞台監督:高橋詳幸(アクトコール(株))
舞台製作:アクトコール(株)
照明:秋野良太(祇王舎)
音響:横尾寛(ヨコオ制作所)
宣伝美術:若林瑞沙(studio COPAIN)
プロデューサー:木村典子

チケット料金 全席指定・座席数限定
前売
一般:2,000円
大学生以下:1,000円
当日はそれぞれ、500円増
(未就学児は入場できません)
●チケットを購入されるお客さまへお願い
当ホールでは名寄市新型コロナウイルス感染症対策本部の公共施設の利用にあたっての注意事項に基づき、チケット半券裏側にお名前と電話番号を予めご記入いただきます。個人情報は保健所・行政機関から求められた場合に使用し、第三者への提供はいたしません。ご理解とご協力をお願いいたします。
公演日程 2020年
8月27日(木)
19:00 開演(開場は1時間前)
上演時間は90分の予定です。
チケットの取り扱い EN-RAYホールチケットセンター
TEL:01654-3-3333
お問い合わせ EN-RAYホールチケットセンター
TEL:01654-3-3333
(開館時間:9:00~19:00、毎月最終平日は休館)

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