津軽の女

津軽の女

青森県立美術館演劇部

北海道演劇財団 共催事業

津軽の女

画像をクリックするとチラシを閲覧できます

上演日程 2017年12月08日~2017年12月09日
作 者 原作:太宰治/脚本:斎藤歩
演 出 斎藤歩
会 場 青森県立美術館シアター
住 所 青森市安田字近野185
主 催 青森県立美術館パフォーミングアーツ推進実行委員会、青森県立美術館
助 成 (一財)地域創造
共 催 (公財)北海道演劇財団

この公演について

今年度創設した青森県立美術館演劇部による初めてのシアター公演!
太宰治の短編小説「きりぎりす」「燈籠」を原作としたオリジナル演劇を上演します。
脚本・演出は、様々な舞台で演出家・脚本家・俳優として北海道を中心に活動している、斎藤歩氏が担当し、10代~70代の県民が参加する青森県立美術館演劇部が出演します。

「言えば言うほど、人は私を信じて呉れません。」(燈籠)
「おわかれ致します。」(きりぎりす)

どちらの作品も、主人公の女性による一見ネガティブな発言から始まる2作品の根底にある原作者のユーモアと、女性に対する視線に着目し、長いモノローグによる説明的なセリフを排した会話劇として原作を再構成したうえで戯曲化し、上演します。

演出家からのメッセージ

津軽の女へ
 晩秋から初冬にかけて、津軽の女の肌触りを、太宰の描いた物語から舞台で夢想するという艶っぽいお仕事を、蝦夷が島という多少乱暴な大地に棲まう道産子の私に青森県が預けてくれたのだと思っていました。
 北東北の文学を北緯40°以北の演劇家が触ることによる演劇的化学反応の正直さを、美術館の舞台芸術総監督・長谷川孝治さんが確信したのだと思い、関東以南の湿度や油分に塗れた手で津軽の女の柔肌に触れて欲しくないという想いだと勝手に理解していたのです。
 8月、津軽海峡をあっという間に飛び越えて美術館の稽古場にお邪魔しました。そこにはオーディションで選ばれた20名ほどの美術館の「演劇部員」たちが蠢いていました。出会ったことのないタイプの青森県民俳優たちの身体から発せられる肉声に触れ、これは艶っぽいだけのお仕事ではないなぁ、と甘い夢想から醒め、2年後の「津軽」舞台化に向けた険しい助走を開始したのです。

キャスト

青森県立美術館演劇部員

チケット料金 前売一般
 2,500 円 (当日3,000円)
前売学生・60歳以上
 1,500 円 (当日2,000円)
ペア
 4,000 円 (同日公演2名入場可・前売のみ)
公演日程 12月8日(金)
 19:00 開演
12月9日(土)
 15:00 開演
(開場は開演の30分前)
チケットの取り扱い ローソンチケット(Lコード:22026)
青森市
 成田本店しんまち店・青森県立美術館ミュージアムショップ
弘前市
 紀伊國屋書店弘前店・ヒロロ
八戸市
 ラピア
五所川原市
 ELMインフォメーション

事務局チケット予約/小・中・高校生無料ご招待!
事務局にて前売チケットのご予約が可能です。また、小学4~6年生・中学生・高校生の皆さまを各公演先着60名様まで無料招待いたします。電話・FAX・Eメールにて以下項目を事務局までお伝えください。
(1)ご希望の公演日・券種・鑑賞人数
(2)ご予約者(代表者)氏名
(3)ご予約確認のため代表者のご連絡先(電話番号/FAX/Eメールアドレスのいずれか)
―以下、学生招待お申し込みの方のみ―
(4)ご招待者の氏名・学校名・学年
※ご予約受付は、各公演の前日17時まで。公演当日受付にて精算・発券となります。
※12月8日(金)の公演は夜間となりますので、中学生以下の方のご招待をお申し込みの際はお子様の安全を踏まえ、必ず大人(保護者)同伴での鑑賞をお願いします。
※個人情報は厳重に管理し、本公演以外の目的では使用いたしません。
お問い合わせ 青森県立美術館パフォーミングアーツ推進実行委員会
TEL
 017-783-5243(平日9:00~17:00)
FAX
 017-783-5244
Mail
 engeki@aomori-museum.jp

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