年始のご挨拶

年始のご挨拶

投稿日:2016年01月01日


昨年は、「北海道文化奨励賞」受賞の栄誉に輝きました。特に、その受賞理由がこれまで関わってきた私どもに勇気と励ましを頂きました。
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全国でも数少ない市民参加型の財団法人として設立。「札幌座」による演劇創造、次世代を担う演劇人育成ワークショップ、小中学校のコミュニケーション事業、海外劇団の招聘、地元劇団の海外公演支援、鑑賞機会の提供など多様な作品を道民に届けている。さらに、市民による活動を取り入れた演劇によるまちづくりに取り組む等、演劇創造をリードする公益法人として今後も活躍が期待され、本道における演劇文化の普及と発展に大きく寄与している。(一部省略)
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さらに、11月に開催されたTGR札幌劇場祭では、一昨年大賞受賞した韓国(ソウル)の『アイランド-監獄島』の再演が実現し大盛況でしたし、今年もロシア(サハリン)のチェーホフ劇場『素晴らしい未来』が大賞を受賞しました。いずれもこの間の地道な海外交流事業の賜物であり、関係者一同喜びを共有しています。

さて、本年は創立20周年の節目となります。2月のさっぽろ雪まつりでは、大通西5丁目会場にて、1610年にシェイクスピアが書いた和解と再会をテーマとしたロマンス劇「冬物語」を上演します。雪像製作をさっぽろ雪まつり実行委員会が担当し、シェイクスピアが盛んに劇作をした当時、ロンドンに建設された円形劇場形式の青空天井の劇場「グローブ座」を雪像で表現します。大雪像をステージに15分間上演する『さっぽろ 冬物語』の脚色・演出を手掛けるのは札幌座チーフディレクターの斎藤歩で、「札幌演劇シーズン2016-冬」と同時開催という新たな試みが楽しみです。
年明けには事務所も移転し、職員一同、心機一転して新たな歴史創造に向けて頑張っていきたいと思います。
今年もどうぞ宜しくお願い致します。
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