「シアターZOO寄席」は、2008年度までシアターZOO幹事でもあり、かつて落語家になろうとしていた程、落語に詳しい土肥寿郎氏による企画です。
昨今の落語ブームの傍ら、毎日落語を上演している「寄席」があるのも東京・大阪・名古屋に限られており、地方で「生の落語」に接しようとすれば、年に数回の「ホール寄席」に足を運ばなければなりません。この地域格差を埋めるために、地域の小劇場が、地域の寄席の役割を果たすことができないだろうか。「シアターZOO寄席へ行けば安価でクオリティの高い落語が楽しめる」と認知されるような年間の落語企画を実施できないか、という観点から企画されました。定席寄席が実現することで、より落語を身近に、生で落語を聞く楽しさを多くの市民に広まることを目指しています。
毛色の違った落語家二人が競演し、違った芸風の落語を鑑賞することで観客は一人の落語家だけでは感じられない落語の奥深さを知ることができます。またこの企画は年間4回（春夏秋冬）あり、それぞれの季節に合った噺をお楽しみいただけます。
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