※公演は終了しました。 2008年3月、ブザンソン(フランス)で行われた『フランシュ=コンテ国際学生演劇祭』にて初演。4月に東京で凱旋公演を行い「CoRich舞台芸術まつり!2008春」最終審査に残る。民衆から救世主と呼ばれている浮浪者と、彼に従い旅を続けるバックパッカーたちの物語。「記号」に裏付けされた独特の演技法と、スピーディかつスタイリッシュな空間演出で、人間存在の不確かさを鮮やかに風刺する。
<あらすじ> 「イエス」という男とその弟子たちが、エルサレムにやってくるらしい。 エルサレムの民衆は奇跡を起こすという「イエス」の訪問を喜び、心から彼らを歓迎する。 誰一人、「イエス」の姿を見たこともないのに。 男女12人で構成されている弟子集団「十二使徒」も一枚岩ではなく、それぞれ勝手な解釈で「イエス」を想う。 ある者はイエスの神性をひたすら信じ、ある者はイエスが国王になることを期待し、そしてある者は、イエスを一人の男性として愛していた。 多くのものが「イエス」を語る中、当の「イエス」はどこにも見当たらない。
日時:4月3日(金)14:00★、19:00 4日(土)14:00
料金:一般2,300円 当日2,500円 学生2,000円 ★平日割引1,800円(前売・当日ともに)
お問い合わせ:080-6801-7389(柿喰う客)
劇団HP http://kaki-kuu-kyaku.com/
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