アルカサーブとそのグループムスタヒールアリス
演出家S.アルカサーブは、現在バクダッド大学演劇学科の主任教授で、セノグラフィ演劇(言葉をシーンで表現)の理論家でもある。また、ムスタヒールアリスはバグダッドにて活動中の劇団。イラク劇団の来日公演は3度目(過去2回は東京にて公演)。急遽札幌公演が実現。そして、【Re:Z 】の緊急参加が決定!


『Dream in Baghdad―バグダッドの夢―』
作・演出 サラ―フ・アルカサーブ
死者平均「1日40人以上」(毎日新聞2006.10.24)などと報じられているイラク。
その首都バクダッドからまた同時代演劇がやってきます!過去2度の来日公演に続く第三作は「バクダッドの夢」。一軒の家。穴があき割れ目だらけの屋根の下で暮らす人々をイメージで描く。家は、彼らの生まれ育ったバクダッドのこと。
セノグラフィ演劇(コトバをシーンで表現)の理論家でもある 中東屈指の演出家S.アルカサーブと、そのグループ・ ムスタヒールアリス(しかめっつらのアリス)による、言葉は使わず、目で見る演劇。そのなかに平和への願いは静かに、そして熱く・・・。


★公演は終了致しました。

日時:2007年1月15日(月)19:00、16日(火)19:00
☆ 両日共に上演後アフタートーク&交流会を予定。
   (軽食・飲み物付:会費500円 )
料金:前売一般2,500円 学生2,000円 中高生1,500円
    当日共通3,000円

<お問い合わせ>Tel:011-520-0710
            Mail: office@h-paf.ne.jp (北海道演劇財団)

※札幌公演決定の経緯※
今回の来日公演は、東京の小劇場「タイニイアリス」による企画です。機会があって、その劇場の方とお会いした際に、このイラクの劇団の札幌公演を依頼されました。タイニイアリスは、新宿にある小さな劇場ですが、意欲的な活動を続けています。ひとつの柱が外国劇団の招聘です。私たちは、今回公演する劇団を観ていないのですが、タイニイアリスのこれまでの実績を信頼し、札幌で公演することにしました。毎月行わられているシアターZOO提携公演【Re:Z】の追加演目として行います。

※お知らせ※
ご承知のように、イラクは現代社会の矛盾の焦点になっており、大変な混乱が続いています。このような国から来る劇団を演劇関係者だけではなく、イラクや現代社会に興味を持っている多くの方々のサポートで迎えられたらと考えました。そこで、公演時受付やアフタートーク(交流会)などでお手伝いをしていただけるサポーター(ボランティアスタッフ)を募集いたします。また、観客を増やす為、1万円のセット券(チケット4枚)を購入して下さる方を募っています。
ご協力、宜しくお願い致します。

サポーターについてのお問い合わせもコチラ↓
011-520-0710(北海道演劇財団)