【フランチャイズ劇団一本化、シアターZOO演劇祭について】
これまで、管理運営を担う北海道演劇財団の付属(TPS改め)札幌座以外の外部フランチャイズ劇団を1団体設定し(2005~08年度:劇団SKグループ、08~11年度:弦巻楽団)、創造の多様化を図ってきました。また、外部フランチャイズ劇団代表をプロデューサーとした「シアターZOO演劇祭」を開催し(2007~11年度)、札幌の若手演劇人の創造の場の提供、新たな観客との出逢いを図ってきました。これにより、当劇場を使用する団体、ジャンルが多様化し、新たな観客との出逢いを促してきましたが、今年度より一部事業形態を変更致します。
・フランチャイズ劇団の一本化について
外部フランチャイズ劇団が担ってきた創造の多様化を(TPS改め)札幌座の創造活動に集積します。これまで札幌座は、座内での創造に重点を置き活動してきましたが、2012年4月の構造改革に伴い、新たな演劇人の参加をもって、創造力の強化を図ります。これにより、外部フランチャイズ劇団の設置を廃止しました。
・シアターZOO演劇祭について
当演劇祭では、若手をはじめとする市内の様々な団体が参加し劇場を盛り上げてきました。近年では、他劇場でも演劇祭やプロデュース公演の積極的な実施が増えてきました。これにより当演劇祭に参加してきた団体の創造、公演機会の増加がみられるので、当劇場での演劇祭は打ち切り、テーマを絞った企画公演を重点的に実施することに致しました。 |